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投稿日2011年02月07日

光明院 檀信徒会館 新築工事

杉並区上荻に位置する光明院の檀信徒会館(白石建設㈱元請)が、
ほぼ完成の運びとなりました。

外部の仕上げは我らの ㈱あじま左官工芸(阿嶋一浩社長 日左連青年部長)の、
左官職人さんが腕を振るって見事に仕上がった塗り版築壁が燦然と輝いています。

全面に施工された塗り版築の素晴らしいグラデーションは、
人々の目を引く、あっと驚く仕上がりでお見事の一言。

3Dでお見せしたい大迫力の仕上がりです。

基本的なものから試行錯誤の上で幾通りも作り上げられていくパターンには、
左官職人さんの経験と知恵がたっぷりと染みこんでいます。
全てが現場調合の材料の配合塩梅や、これだけの面積の材料の仕込みなど
半端ではない技術の集大成です。

しっかりとした押さえ込み、伏せ込みが行われ、

掻き落とすタイミングを、

事細かにチェックして指示を出しながら進めていきます。

十数人の左官さんが見事なチームワークで一気に仕事を進めていく様子は、
左官ミュージカルを大舞台で見ているかのような凄い迫力です。

いよいよ最後の仕上げに取り掛かります。
サッシ周りの清掃も大事な仕事で何処を見ても完璧な仕上がりです。

前島さん(中央)を中心として打ち合わせに余念が無い
あじま左官工芸の皆さんです。
最終段階を迎えても集中力を切らさず完成に向けて一致団結!
結束力と高い技術力を誇る チームあじま ならではの自信に裏付けられた
光景ですね。

あじま左官工芸の皆様、応援部隊の皆様お疲れ様でした。
皆様のカッコイイお姿をしっかり目に焼き付ける事が出来ました。
材料も沢山お世話になりありがとうございました!
皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。

※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。

土と石灰のソムリエ

冨澤 英一

富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。

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