東京セメント建材協同組合 研修会
9月12日(日) 東京セメント建材協同組合が渋谷区東の組合会館において、
32名の参加者を得て建材に関する技術研修会を開催しました。
第1回目となる今回は、組合賛助会員の富士川建材工業(株)様の協力を頂きました。
テーマは木造建築物用軽量既調合モルタルを中心に行われ、
その他関連商品に関する知識の確認等、確実な施工指導につながる内容でした。
木造通気工法、フラット35技術基準対応など今後の主流となる施工について、
富士川建材工業のエキスパートスタッフが繰り広げる分かり易い即現場対応型の
解説に参加者も真剣に聞き入ります。
配布された詳しい資料も、各社で活用出来る貴重なものです。
映像と資料による研修を受けた後、実際に材料を確認する為、
会館駐車場において施工体験が行われました。
使用された商品は、ラスモル・フジモル・ラスモルⅡの3種類で、
練り込みから始め、それぞれの骨材の違い、作業性などを確認しました。
関口委員長の見事な・・・? 鏝さばきです!
こうして参加者全員が熱心に注目する充実した研修会になりました。
常識として捉えていた建材の基礎的な知識も進化・発展していて
見直す所も多く、より良い販売につながる大変勉強になった一日でした。
後日、富士川建材工業様より参加者全員に研修修了書が発行されるそうです。
また、組合員同士の情報や意見交換も行われ今まで以上に活発な交流が
行われた事は今後の組合活動が楽しみになる研修会でした。
委員会の皆様、事務局の佐藤様皆様、富士川建材工業の皆様
ありがとうございました。
※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。
冨澤 英一
富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。