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投稿日2010年09月21日

富沢建材(株) 第8回 左官技術講習会の準備

富沢建材(株) 第8回 漆喰・土壁 技術講習会 好評受付中
10月2日(日)開催 久住有生氏登場 『次世代左官への提案』 
詳しくは 「富沢建材ホームページ 新着情報」 をご覧下さい。
締め切り日が来ましたがまだ若干名受付中です。
参加ご希望の方は早目のお申し込みをお願い致します。

9月18日(日) 富沢建材(株) 第8回漆喰・土壁 技術講習会の準備が行われました。
講師 久住有生氏のご指導のもと、今回は実際の現場を再現すべく弊社倉庫の1階に、
大きい面2枚のハンダ中塗り土を使った土壁作りを行いました。

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お手伝いをいただいたのは平成会の中心メンバーで、以前弊社の講習会の
大津磨きの講習会で講師をお願いした小沼充氏と、同じく平成会の木村一幸氏、細井智亨氏です。

先ずは下地の合板を貼り、額縁を取り付ます。

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レシピ通りの調合で中塗り材料を作ります。
小原砂を8厘で篩い、ハンダ中塗り土と中塗り用ワラすさ、角叉糊を配合します。

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合板の上にシーラー処理をして、Cトップを3㎜の厚さで1回目の下塗りを
行います。ボードの継ぎ目部分には幅広のジョイントメッシュテープを伏せ込みしっかりと押さえます。

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Cトップが締まり始めたころ、ほぼ追っかけで中塗り土塗り付け1回目を行います。

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中塗り土の感触を楽しむ様に手早く塗り付ける細井氏です。
この段階で均一に塗り付ける事が大事になってきます。

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次に、2回目の塗り付けで塗り厚6㎜に揃えていきます。
大きい面を均一な厚みに塗り付けることは、かなりのテクニックが必要で、
小沼氏の技に注目の一コマです。

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最終段階で慎重に鏝を通す木村氏です。

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神経を鏝に集中して見事な綺麗な面を作っていきます。

いつもこうして平成会の皆様にお世話になり講習会の準備を
進めているのです。ありがとうございます。

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弊社講習会始まって以来の現場と同じスケールの壁面が出来上がりました。
後は傷など付けられないように見張りながら完全乾燥させます。
弊社の倉庫にこんな凄い壁が・・・興奮してきました!

講習会当日は久住氏が磨きの仕上げを見せてくれます。
そして、ご参加の皆様にも現場のつもりでサプライズの施工をお願いするそうです。
何が起こるのか楽しみですね!

10月2日が待ち遠しい今日です。
皆様に楽しんで勉強していただけるよう一生懸命準備を進めております。
左官、建築、設計、販売、メーカー、学生、お施主様、何方でも参加OKです。
久住有生氏の魅力にたっぷりと浸って下さい。
多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
お申し込み、お問い合わせは、 
富沢建材ホームページ 新着情報」 ←クリック

※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。

土と石灰のソムリエ

冨澤 英一

富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。

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