宇ち多 京成立石 もつ焼き
第7回 漆喰・土壁 技術講習会 好評受付中
5月23日(日)開催 富沢建材株式会社
久住章の「鏝の話し」
詳しくは「富沢建材ホームページ 新着情報」 をご覧下さい。
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久し振りの休日 土曜日のお昼12:30に立石に到着しました。
お目当てはもつ焼き「宇ち多」です。
なっ何と、入店待ちのお客さんが隣の立ち食いそば屋さんの
前まで並んでます。正面の入り口で25人位でしょうか。
おそらく裏の入り口にもかなりの人が並んでいると思われます。
近頃の並び方は尋常ではないですね!
並ぶ事は承知の上、美味しいもつ焼きをいただく為覚悟を決めて
並びます。少しずつ前進して行くうち、店手前に張り出してある
ポスターをふと見ると・・・。
キリンラガーと宇ち多の歴史が記されてあります。
1946年創業で62年もの間ラガーと共に歩んできたのですね。
キリンビールが感謝の気持ちを込めて制作したポスターです。
30分程待って入店です。
どうですかこのノドと胃袋と心に染み入る梅割の姿!
グラスから溢れ出る基の焼酎に、梅のエキスを香り付けにちょいと
注いでもらい、それを口からグラスに近づけすすります。
クゥーッ これがもつ焼きと合うの何のって最高です。
今日はいきなり「アブラ少ないところ素焼きよく焼お酢」をお願いします。
これはさっと湯がいた脂身ですが、その脂身がなるべく少ないところを
普通より良く焼いてもらい酢醤油をかけた物です。
アブラ身でありながら新鮮さ故の見た目よりかなりさっぱりしたお味です。
思わず旨いと小声で唸ります。
次に「シロタレよく焼」
大振りのシロをしっかりと焼いてもらい香ばしさ一杯でいただきます。
タレの美味しさもたまりません。
梅割2杯目、今度はゆっくりと味わいます。
「カシラ素焼き若焼お酢」です。
ジューシーなカシラの肉質を軽く火で炙る程度の焼き方で楽しみます。
これまたデリシャス!
噛むほどに味が染み出る逸品です。
「お新香ショウガのっけて」です。
大根とキュウリの盛り合わせで、普通よりショウガを大目に
のせてもらいます。メニューの無い宇ち多ですがこのように、
素材や、焼き方、味付け、その他お客のリクエストを良く聞いてくれます。
そして梅割3杯目。
宇ち多では、どんなにいける人でも5杯以上は飲ませてくれません。
私の場合は3杯がいいところです。
仕上げに「煮込み」をもらっていつもの定量で終了です。
かなり良い気持ちになりました。
外でお待ちのお客様もいますのでこの辺で席を立ちましょう。
ご馳走様でした。
久し振りの宇ち多を思い切り楽しみました。
全身にもつパワーを貰って明日から頑張るぞっという気分です。
お店の皆さん、隣席の方々に感謝です。
ありがとうございました。
※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。
冨澤 英一
富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。