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投稿日2009年12月08日

藤田洋三 ♪有楽町で逢いましょう♪

お石灰探偵団の忘年会が開催されました。

写真家 探偵団々長の藤田洋三先生と有楽町で待ち合わせです。

藤田洋三 著書
鏝絵放浪記(石風社)
藁塚放浪記  〃
世間遺産放浪記 〃

何処かの女性?と待ち合わせするよりずっとわくわくする瞬間です。
♪有楽町で逢いましょう♪
先生が東京にお見えになったからには会わずにお帰えしする訳にはいきません!
何が何でも忘年会を行う事に!!

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開催場所は勿論有楽町ガードエリアで、藤田先生の鼻を見事に効かせて
店選びをします。
本当にいつも行き当たりばったり状態でいい店見つけるんです、先生は!

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今回は泥の詩人 小林澄夫氏の慰労会も兼ねて旨~い酒を頂きます。

小林澄夫 著書
左官礼讃  (石風社)
左官礼讃Ⅱ  〃

お二人の魅力的でどこまでも広がる知識の海に今宵もしっかりと溺れてみましょう 有楽町♪

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おつまみは、定番のレバ刺しと、

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煮込み、ガツ刺し、

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ポテトサラダと、酒飲みにはたまらないオーダーで完璧です。
何度も繰り返す乾杯で、師走の寒さなんか吹っ飛ばす盛り上がりです。

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そこに、藤田先生のご次男が参戦。
現在茨城県在住で、お久し振りの親子のご対面だそうです。
昔一緒にやった昆虫採取の話に花を咲かせるオヤジとムスコの関係が、
とてもカッコ良く、見ていて羨ましくなる光景でした。
話し方、仕草が良く似てますね。将来が楽しみな藤田ジュニアです。
話が尽きる事無く有楽町の夜は更けていったのでした。

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翌日、藤田先生を埼玉県の遠山記念館へご案内させていただきました。

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いきなり玄関の靴脱ぎ鞍馬石の見事さに驚かれ、思わず座りこんで
優しく撫でる先生です。

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内玄関の床を見て人研の技に写真家の目とカメラが唸ります。
まるで獲物を見つけた豹の様に・・・。
邸内を進んで行く毎に独り言の様に次々と出る言葉には、
本物を知る人の重み、奥深さを感じます。

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ここでも美しい庭の鞍馬石に引き付けられた様子です。

その場面、その素材ごとに藤田先生の詩の様な解説が聞けるのです。
何せ、さすらいの歩く人間世間遺産百科事典なんですから。
こうしてご一緒出来る事が最高に勉強になって何よりの楽しみなんです。
解説に付いて下さった記念館の案内係の方もしっかりと藤田先生のお話を
聞き勉強しておられました。(笑)

藤田先生、ありがとうございました。
お目に掛かる度に楽しい良き思い出をいただいて幸せです。
今度は九州で一緒に遊んで下さい。
お体をお大事に。

※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。

土と石灰のソムリエ

冨澤 英一

富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。

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