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投稿日2006年10月05日

東京 もつ焼きの名店

日本全国もつ焼屋さんは数々ありますが、こんな店は他には無い・・・。
ご紹介するのは、葛飾区立石にある究極のもつ焼き屋さんです。
その名は  『 宇ち多 』 
滅多に行けないお店ですが、仕事が休みの第2土曜日に行くのが楽しみなんです。
あまり写真は撮れないのでほんの一部ですがご覧下さい。

東京のもつ焼き

平日14時から、土曜日は12時からの営業でその開店前からの行列にはビックリします。そして、ネタ切れ閉店までほぼ連日満席なんです。なんでそんなに凄いのかは実際にその場で体験しないと分からないでしょう。煮込みです。他の店と違ってモツだけの煮込みでネギとか豆腐や玉子などは一切入っていません。時間をかけてじっくりと煮込まれたお味は、甘過ぎず、塩辛過ぎず、深いコクのある見事な逸品です。ビールが進むんです、プハァー 旨い。

おしんこ、しょうが

次は口をさっぱりさせるのと野菜を採らなければと言う事で、おしんこショウガのっけてオス、です。訳すと、基本的なメニューの大根とキュウリの浅漬けに、紅ショウガを多めにのせてお酢をかけて下さいと注文を付けた物です。実はこのお店はなんとメニューが無いのです。焼き物だってカシラ、レバー、シロ、ハツ、ナンコツ、ガツ、アブラ、ツル・・・種類も多ければ焼き方も様々。ナマはハツ、ナンコツ、シロ、ガツ、アブラ、レバー、タン、コブクロ、テッポウと独特でなにしろ不思議な楽しいモツワールドなんです。初めての時はお客さんのオーダーが何言ってるのか分からない難しい物がある!一人じゃ注文できない!とパニックになるのです。

焼酎の梅わり

ノドもビールで潤ったので焼酎の梅割を頂きます。これは25度の焼酎に梅のエキスを少し垂らしてそのまま飲みます。常温でストレートのみ、サワーとか○○割りなんていう飲み物はまったく有りません。
でも、これでなければ駄目なんです、ここでは! 光輝くほのかな梅色の魅惑の液体、この表面張力、受け皿に溢れ出た・・・もう行っちゃいます! 効く~!! 
一人5杯以上は飲ませてくれませんが私の場合3~4杯が限界です。その他飲み物は、焼酎ブドウ割、日本酒、デンキブラン、ウイスキー。
(常温ストレートのみ)ウーロン茶、サイダー、以上です。

ナンコツ焼きとおしんこ

奥はナンコツ塩です。
どの串もかなりのボリュームで、
新鮮さと美味しさはスゴーイ絶品です。
焼き物の写真は次回お見せします。
すみません。

飲み終わりいい気分の様子

てな訳で、3人で美味しいモツをお腹いっぱい食べて酔々になりました。
友人はこんな状態でかなり出来上がってました。
お勘定は、お皿17枚、ビール3本、梅割4、
ウーロン茶1、サイダー1 締めて5、440円!
一人頭1,820円なり!! もう最高。
今度はいつ来られるか・・・フラフラしながら帰路に就いたのです。
一度行ったらハマリますよ、飲兵衛の皆さん

※ソムリエ雑記再録のため現在と異なる情報が掲載されている場合がございますのでご了承ください。
東京もつ焼きの名店
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13003087/

土と石灰のソムリエ

冨澤 英一

富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。

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