横浜野毛 第一亭
2月11日祝日の昼下がり、
横浜桜木町駅改札口に建材屋仲間の飲兵衛探偵団が集結、
野毛、日ノ出町一杯ツアーをやっちゃいました。
一軒目は先日紹介した福田フライで軽~く一呑みしてから、
次に目指すはホルモン中華「第一亭」です。
いざ突撃!
着きました、これが噂の第一亭です。
横浜は中華街が有名ですが、野毛、日ノ出町エリアにも
隠れた名店があるのです。
大好きな昔ながらの街の中華屋さんスタイルですね。
13時ごろ店内は満席で予約を入れておいて大正解。
先ずは飲み物を注文。
ビール、ウーロンハイ、紹興酒お燗と呑む気満々状態です。
お店の雰囲気も活気があっていいですね。
はやる気持ちを抑えてじっくりとメニューを眺めます。
入り口のガラスに貼り付けてある定番人気メニューからお願いしましょう。
チート(ガツ)のしょうが炒めをいただきます。
強い火力で炎を高らかに上げて炒めています。
しょうが風味をガッツリと効かせ、とろみを付けて塩味で仕上げてあります。
チートの柔らかい歯応えと絶妙な味付けでとっても旨い!
中華店ならではの料理の技を感じさせる、初体験の美味しさに出会いました。
新鮮牛レバ刺しです。
ゴマ油の香ばしさが香る醤油ダレで、
レバーの甘みと相まって実に美味しいです。
ホルモン炒めです。
ネギと一緒に甘めの味噌で炒めてあり、コリコリの食感で、
これまたお酒がすすむ一品です。
かしらも注文しました。
これはしっかりとお肉という感じで、添えられたお味噌を付けて
いただきます。噛めば噛むほどかしら部分の脂身と肉の旨みが
溢れてくる美味しさです。
このへんで野菜もいただきましょう。ニンニクの効いた青菜炒めです。
さっと火が通った、さっぱりとした青菜の美味しさを充分に味わえる
一皿です。
そしてこれが一番のお目当て、裏メニューの一品「パタン」です。
一皿しか頼まなくてもスープは人数分だしてくれます。
何でパタンと言うかは分かりませんが、つるつるの麺を塩ダレであえて、、
その上にミジンに切ったニンニクとネギが掛かっているシンプルなものです。
全体を掻き混ぜて一口頬張れば、麺の旨さとかなり強烈なニンニクとの
相性は最高! 本気で美味しいです!!
つけ麺のようにスープに付けて食べてもいいのでしょうか?
むむっ もしかして本来の食べ方はそっちか!?
でも、付けて食べてる人は居ないようですね。
麺とは言えお酒のつまみにバッチリの逸品です。
さり気なく見えるが奥深い一皿に、第一亭の実力を見た気がしました。
さらに注文は続き、思い切り美味しい料理とお酒を楽しんだ第一亭でした。
そして・・・性懲りもなく飲兵衛探偵団は次のお店に向かうのでした。
冨澤 英一
富沢建材株式会社代表取締役。1953年東京都中野区生まれ。昭和26年に父が創業した建材店を2代目として継ぐ。顧客であった左官・故榎本新吉さんに幼少のころから可愛がられ、その縁で『左官教室』元編集長・小林澄夫さん、左官・久住章さん、全国各地で活躍する多くの名工、名人に出会う。以降、左官の技や自然素材に惹かれ、熱心に各地に足を運び、そこで産出する土や砂、石灰などの左官材料を集め、販売している。